英語で「〜してもらえますか?」と丁寧にお願いしたいとき、どの表現が思い浮かびますか?
「Can you 〜?」や「Could you 〜?」はよく知られている表現ですが、他にも自然な言い回しとしてよく使われるのが Would you mind 〜? です。
今回は、「Would you mind」の意味・文法ルール・実践的な例文、そして「Can you / Could you」との使い分けまで、わかりやすく解説していきます。
まずは動画で解説!
Would you mind の意味とは?
▶︎ 「mind」は「気にする」という意味
まず、「Would you mind 〜?」という表現の核になっているのは mind という動詞です。
この単語は「〜を気にする・嫌がる」という意味を持ちます。
つまり、「Would you mind 〜?」は直訳すると
👉 「〜したら気になりますか?」=「〜してもらってもいいですか?」
という遠回しで丁寧なお願いになります。
【解説】Would you mind + 動詞ing
▶︎ 基本の形
Would you mind + 動詞のing形(〜していただけますか?)
「お願いしたい動作」は、動詞のing形で表現します。以下に実用的な例文を挙げます。
▶︎ 実用例文
Would you mind closing the window?
窓を閉めていただけますか?
Would you mind helping me with this?
これを手伝っていただけますか?
Would you mind turning down the music?
音楽を少し小さくしてもらえますか?
【応用】Would you mind if I + 過去形 の使い方
▶︎ 「〜してもいいですか?」を丁寧に聞く方法
「あなたにしてほしい」のではなく、
「自分が〜してもいいかどうか」を丁寧に尋ねたいときは:
Would you mind if I + 動詞の過去形
→ 「〜してもいいですか?」
これは直訳すると「もし私が〜したら気になりますか?」となる、控えめで丁寧な聞き方です。
▶︎ 例文でチェック!
Would you mind if I sat here?
ここに座ってもよろしいですか?
Would you mind if I opened the window?
窓を開けてもいいですか?
Would you mind if I borrowed your pen?
ペンをお借りしてもいいですか?
💡 「なんで過去形?」→ 仮定法だから
この「過去形」は、時制の過去ではなく 仮定法 によるものです。
つまり、「今からするつもりのこと」を 控えめに仮定の形で表現する=丁寧に聞く というニュアンスになります。
【比較】Can you / Could you との違いとは?
▶︎ Can you:もっともカジュアル
Can you help me?
ちょっと手伝ってくれる?
友達や親しい人との会話でよく使われます。カジュアルな印象です。
▶︎ Could you:丁寧な依頼
Could you help me?
手伝っていただけますか?
「can」よりも丁寧ですが、フォーマルすぎないので日常会話でもよく使われます。
▶︎ Would you mind:さらに丁寧・遠回し
Would you mind helping me?
手伝っていただけますか?(丁寧で控えめ)
より丁寧で柔らかく聞きたいときにもぴったりです。
1つ1つ「組み立て方」を学べば、表現できる英語はどんどん増えていく
今回の「Would you mind 〜?」という表現も、「動詞のing形を使う」「過去形で仮定法にする」など、ちょっとした文の組み立て方が分かれば、自信を持って使えるようになります。
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「どんな場面でどんな表現を使うのか?」をおさえた上で、
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