Did you used to...?の"used to"
今回のワーク2では、Didの疑問文であるにもかかわらず、"used to"と「-ed」がついたままになっています。
Did you use to/used to…は口語ではどちらも使われます。
(厳密には「use to」ですが、「used to」が1つのまとまった表現として理解され、そのまま使う人も多いです。)
文法的には、
Did you use to play tennis?のような「use to」の形が正式な形です。正式な書き言葉などではこちらを使います。
「used to / be getting used to / got used to / be used to」の違いを簡単に整理
これらの違いも混乱しやすいですよね。それぞれ整理していきます。
迷われた時に参考にしてみてください。
used to + 動詞の原形
🌟意味: 以前は~していた(過去の習慣や状態)
今はしていない過去の習慣や事実を指します。
例文:
I used to play the piano.(以前はピアノを弾いていました。)
She used to live in Tokyo.(彼女は以前東京に住んでいました。)
💡ポイント: 現在形では使えません。「過去にしていたが、今はしていない」というニュアンスです。
be used to + 名詞/動名詞
意味: ~に慣れている(現在の状態)
すでに慣れている状態を表します。
例文:
I’m used to waking up early.(私は早起きに慣れています。)
He is used to cold weather.(彼は寒い気候に慣れています。)
💡ポイント: "to" の後には名詞または動名詞(~ing)が続きます。
be getting used to + 名詞/動名詞
意味: ~に慣れる(「慣れていく」というプロセス)
新しい環境や状況に徐々に適応していく過程を表します。
例文:
I’m getting used to my new job. (新しい仕事に慣れてきています。)
They’re getting used to living in a small town. (彼らは小さな町での生活に慣れてきています。)
💡ポイント: 「慣れつつある」「慣れる途中」を表現します。
got used to + 名詞/動名詞
意味: ~に慣れた(過去形)
慣れるプロセスが終わり、「すでに慣れた」状態を表します。
例文:
I got used to living alone.(一人暮らしに慣れました。)
She quickly got used to working long hours.(彼女はすぐに長時間働くことに慣れました。)