少し耳が痛い話になるかもしれませんが
この記事を読んでくれているあなたには
「勉強をしたのに
英語が全然話せるようにならない。」
そんなことにはなってほしくないので
今回は私も本音でお話しします。
それではまず
なぜ大人のやり直し英語では
「学習方法が大切なのか」
というお話をしたいと思います。
「日本語を習得したときのように
たくさん聞いて、たくさん話せば
英語は話せるようになるのでは?」
あなたが
そう思っているのであれば
それは「間違い」です。
それはなぜか?
大人である私たちの脳と
赤ちゃんだったころの私たちの脳は
まったく違うものだからです。
真っ白なノートを
思い浮かべてください。
赤ちゃんだった頃の
私たちの脳は
この「真っ白なノート」です
話しかけられた言葉をノートに書いて
自分が話したい言葉は
そのノートから探して・・・
気づいたら
ノートには日本語がいっぱい・・・!
そのノートに書かれている
単語や文法を使っていくうちに
自然と日本語が話せるように
なっているのです。
大人である私たちはこのように
「日本語」という母国語を
手に入れています。
私たちの脳は
真っ白なノートではなく
すでに日本語で埋まっているノート
なんです
すでに
日本語でいっぱいのノートの上に
英語を書いても
読めなくなってしまいますよね
そのため、私たち大人は
赤ちゃんの頃にやった
「とにかく聞いて、話す」とは
異なるアプローチで
英語学習を
進めていく必要があります。
そこで、
私たち大人のやり直し英語では
『学習方法』というのが
とっても重要になってくるのです。
私たちは
「学習方法が間違っているが故に
時間を無駄にしてしまっている。」
そんな方を何人も見てきました。
6カ月以上勉強していますが
一向に話せるようになりません😿
STORY Jさん(60歳女性)
「人生120年時代」
そう考えた時に
まだあと半分も自分の人生があるんだ。
そう思ったとき、残りの半分は
ずっと憧れていた英語が話せる自分に
なりたいと思いました。
NHKの中学生基礎英語レベル1と判断され
アプリに出てくる英文を暗記していく
というのを6ヶ月ほどやっています。
I want to drink coffee.
Beef or Chicken?
I would like chicken.
…
このようなフレーズを
ノートに書いたり
音読したりしています。
でも、気づいたら
昨日やった英文を忘れてしまっているし
全てを覚えられる気がしません。
実際に道で声をかけられても
パニックになってしまって
文章はまるで出てきません。
中一レベルもすぐに忘れてしまうし、
口から文章が出てこない
そんな自分に自信がなくなっています。
Jさんは、毎日30分以上
英語学習を行なっていました。
しかし、
「英語フレーズを丸暗記する」という
大人にはあっていない英語学習を
してしまっていたのです。
「学生の頃に比べて
なかなか覚えられない・・・」
と悩まれていませんか?
脳科学の観点から見ても
赤ちゃんは丸暗記が非常に得意で
大人は母国語をうまく使いながら
理解していかないと
脳の記憶に残りづらい
と言われています
大人の私たちは
赤ちゃんに比べて丸暗記が
得意ではないので、
覚えても忘れやすいのです。
じゃあどうすればいいのか?
それは
大人が得意としている
「わかる」という
ステップをしっかりと踏むことです
例えば…
📱I want to buy a new phone.
(新しい携帯が欲しい)
という文章を丸暗記するのではなく
🌟wantは「何かが欲しい」ときにつかう
🌟want toの後ろは「動詞の原型」がくる
というような
「英文の型を理解する」
ステップを踏みます
この英文法のルールを理解していくことで
ただフレーズを丸暗記するよりも
イメージが頭に残り、
格段に覚えられやすくなっていくんです!
大人の私たちは理解することが大事なんだね。
まさにその通り。
Jさんの英語学習は
英語の型を理解する
「わかる」という部分が
大きく欠けていたのです。
文法書を3周しても、
英語が口から出てきません…😿
STORY(Nさん 30代女性)
日本に来られている方と
お話しができるようになりたいです!
以前、海外の観光客の方が
「この電車に乗ったら
空港へ行けますか?」
と英語で聞いているようでしたが
「この電車は空港には行きません。
4番線の電車に乗るといいですよ」
と伝えたかったのですが
一言たりとも英語が思い浮かばず
すごく申し訳ない気持ちになりました。
そこでNさんの
お悩みを聞いていたのですが、
やはり
「大人に合った英語学習方法」が
できていないため
勉強をしても英語が話せない
という状況に陥っていました。
英語を話せるようになるには
英文法と英単語からだ!と聞いて
市販の中学英文法書に取り組みました。
左側の解説を読んで
その通りに問題を解けばいいので
問題は解けるんです。
ただそのページの問題だから
その問題を解けるというだけ
であって
自分の言いたい文章を英語で作って
口から出せるようになったかといったら
そうではない。
3周しましたが
英会話力が上がったと感じたことは
正直なかったです。
Nさんは、
問題には答えられるとのことだったので
「わかる」のステップは
しっかり踏まれていました
しかし、Nさんには
次のあるステップが
抜けてしまっていたのです。
それは
「会話で使えるようにする」
つまり実践的な学習、
「できる」の部分が
欠けていたんです。
例えば
I have…という英文法を学ぶとします
あなたは、英文法書の解説を読み終わって
次は問題ページです。
Q. 「授業があります」を英語にしてみましょう
I have a class.
このような問題に答えられても
「いやぁ、学校も行ってないし
この英文使わないよな・・・」
なんて思われた経験はありませんか?
残念ながら市販の参考書には
理解度チェックだけの問題や
会話で使わないような英文が
たくさんあります。
これらで練習するのではなく、
「自分が使う場面が想像できる」ように
英文を練習していくと
「英文がわかる」だけから
「会話で使える」ところまで
落とし込むことができます
例えば、
🌟I haveという英文の型を・・・
I have a dog!(犬飼ってるよ)
I have siblings.(兄弟いるよ)
I have a headache. (頭痛いな)
のように
会話寄りに「応用していく」。
自分ごとに「応用していく」。
このように英語を学習していくと
英会話で使うイメージがつき、
自分の言いたいことが
組み立てやすくなっていきます。
ただ問題を解くだけのような
英文法学習ではなく
会話寄りの文章を作っていく
「できる」ステップを意識して
英語を勉強された結果、
なんと3ヶ月後に
「海外の方に道案内ができた!」
と連絡が来ました!
「できる」が大切であるかを教えてくれました。
自分に言い訳をして継続ができません。
STORY Yさん(50代女性)
たまに職場に海外の方が
いらっしゃいます。
その時に
サラッと英語で対応ができたら
すごく楽しいだろうなと思います。
話せたら、違う世界が広がるのかもなあと思いながら
・・・でも自分にできるのかなあと自信がありません。
英文法や英単語を学びながら
英語日記を書いてみたり、
ひとりごと英会話をやってみたり、
オンライン英会話なども試したのですが、
忙しい日々を言い訳にして、
どうも英語学習が続きません。
毎年「今年は英語を頑張ろう!」
と思うのですが
年末になると「また続かなかった...」
というのを繰り返しています。
どうも英語は後回しになってしまって
30日ましては1週間の継続もできず、
そんな自分にも嫌気が差してきます
赤ちゃんのころは
「継続する」などは
考えずに日本語に触れますが
英語学習は
意識的に
取り組む必要がありますよね
Yさんのように
英単語や英文法を理解する
「わかる」ステップと
それを
英作文やオンラインで
「できる」ステップを
踏まれていても
英語が話せるようになるには
英語を「みにつける」必要があります
私たちの母国語である日本語も
数時間、数日で
話せるようになったわけではないように
英語が話せるようになるまでに
ある程度時間が必要です
言語学の観点から
簡単な英会話ができるレベルになるまで
3ヶ月は最低限必要と言われています
30日で英語がペラペラに!
というような魔法の言葉には
騙されないでください
英語を「みにつける」ことには
確実にある程度の時間は必要なんです
3人に共通していたこと。
3人に共通していることは何だったのか?
それがまさに
「大人の英語学習をやっていない」
ことだったのです。
Jさんが
丸暗記に頼ってしまい、
「わかる」が欠けていたのも
Nさんが、
会話寄りに練習をしておらず、
「できる」が欠けていたのも
Yさんが
なかなか継続ができず、
「みにつく」が欠けていたのも
これらは全て
大人のやり直し英会話では
あまり効果を発揮しない
「避けるべき」勉強法なのです。
大人が赤ちゃんのように英語を学ぶことは
100%間違っているとは言わずとも
大人が0から英語をやり直していく上で
まずは英語を「理解」していき、
それを会話寄りに「実践」していく。
そして継続して「身につける」。
この「わかる➡できる➡みにつく」
の3ステップ学習法を知らないと
結果として
時間を大きく無駄にしてしまうことは
間違いではないと
この3人の出会いって実感しました。
💡大人のやり直し英会話は、「わかる」「できる」「みにつく」という3ステップで英語は上達していきます。
対処しなければならないこと
が1つあります。
大人の学習方法を通して、
「みにつける」過程では
時間が必要。
つまり
継続力が必要
というわけなのですが、
「そんなことはわかってはいるのだけど...」
「なかなか継続ができない…」
という悩みを
たくさん聞いてきました。
「自分の頑張りが足りないんじゃないか...」
と悩まれている方は
たくさんいらっしゃるのですが
実はこれ
あなたのせいじゃないんです。
英語学習の継続が難しいのには
明確な3つの理由があります。
この理由を知って原因を
解消することができれば、
「英語が話せる自分」に向かって
突き進んでいくことができます。
ワークにチャレンジ!
エビングハウスの実験によると、
人間は1度覚えたものを
24時間後に74%忘れます!
せっかく今日整理した内容が、
明日にはほとんど
頭から抜けてしまいます。
それだと、悲しいですよね。
せっかく読んだのに。
なので2つだけ
私からお願いがあります。
①ぜひ明日も企画に
参加してください。
復習を兼ねて翌日も
参加することで、
記憶が定着しますし、
行動に変化が訪れます。
②ワークに参加してください。
(30秒で終わります。)
自分から能動的に行動することで、
記憶が定着しますし、
行動に変化が訪れます。
理想の自分にチャレンジしよう!
あなたが思う、
英語が話せるようになった自分の未来は
どのようなものでしょうか?
例)
🌟海外旅行で現地の人たちと楽しく会話する
🌟日本に来られている外国の方と何気ない会話を楽しむ
🌟来店された外国のお客様にご案内をする
あなたが英語を話せるようになって、どのような未来を叶えたいのか、
自分の軸を再認識するきっかけになりますので、ぜひワークにお答えください!