「even」って聞くと、「〜でさえ」「すら」などいろんな意味があって、よくわからない……そんな印象ありませんか?
でも実はこの「even」、日常英会話ではかなりの頻度で使われる単語なんです。
英語をゼロからやり直す方にとっては、「意味を暗記する」よりも、「どんなときに使うか」「どんな位置に置くか」を感覚的に理解するのがポイント!
この記事では、「evenって結局何なの?」「どう使えばいいの?」を丁寧に解説します。会話例や細かい補足つきなので、文法が苦手な方も安心して読み進めてくださいね。
まずは動画で解説!
✅ 「even」の基本イメージとは?
まずは「even」の“コアの意味”から。
辞書的には「〜でさえ」「〜すら」と訳されますが、それを一言でまとめると
「意外性や強調」
たとえば、こんなイメージ:
🧱最低限こうするよね、という基準のラインがある
📈「even」はそのラインを超えたり、下回ったりするようなイメージ
※このイメージは副詞として使われるときのevenのイメージです。
🧩例①:強調したい動詞の前に置く
❌She didn’t say hi.(あいさつしなかった)
↓
✅She didn’t even say hi.(あいさつすらしなかった)
「え、さすがにHiくらいは言うと思ったのに…!」
という意外性や失望を強調しています。
🔸他の例:
I didn’t even have time to eat.
(食べる時間すらなかった)
→ 相当忙しかったことを強調
🧩例②:理解できなかった問題を強調
A: How did the test go?
B: It was so hard. I didn’t even understand the first question!
(1問目すらわからなかった…)
💡この場合の「even」は「understand(理解する)」の前に置くことで、
「難しすぎたこと」をピンポイントで伝えています。
🧩例③:名詞・代名詞の前で“まさかの対象”を強調
Even John didn’t know the answer.
(あのジョンですら答えがわからなかった)
→ 「あの賢いジョンが⁉」という驚きを表現しています。
🔹主語の前に置くのもOK!
Even my dad cried at that movie.
(うちの父ですら泣いたよ)
→ 普段は感情を出さない父のリアクションに驚いた、という背景が見える文
🧩例④:「においすら無理」レベルで使える
I couldn’t even smell it.
(匂いすらムリだった)
→ 味見どころか、匂いを嗅ぐのも怖かった…という極端なリアクションを描写するのにぴったり。
他にも:
I didn’t even want to look at it.
(見るのも嫌だった)
🧩例⑤:比較を強調「前よりもさらに!」
This one is even better than the last one.
(前よりさらに良かった)
ここでの「even」は“さらに”のニュアンスで、
比較級(betterなど)と一緒に使われることが多いです。
🔸セットで覚えたい表現:
even better(さらに良い)
even worse(さらに悪い)
even more expensive(さらに高い)
🧩例⑥:「名前すら知らない」=強い否定
I don’t even know her name.
(彼女の名前すら知らない)
→ 「友達どころじゃないよ!むしろ他人!」という、強い否定や距離感を伝えられる便利な使い方です。
🧩例⑦:「まさかの○○までやった!」という驚き
He even made dessert!
(デザートまで作ってくれた!)
→ 「えっ、そこまでしてくれたの⁉」という驚きと感謝が伝わる、ポジティブな強調にも使えます。
「even」は訳語にとらわれすぎると混乱しがちですが、
“意外性・強調”を添える言葉として感覚的に捉えると、グッと使いやすくなります。
地味だけどよく使われるからこそ、実際に英作文で使ってみて、使い方を覚えるのがおすすめです。
今回のように基礎的な文法や単語の使われ方も、
いざ復習をしてみると、なかなかパッと出てこないことがあると思います。
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