英会話がぐっと話しやすくなる!基本の助動詞5つをやさしく解説

英語を話そうとすると、思ったよりうまく言葉が出てこない。

そんな経験はありませんか?

 

簡単な表現は覚えたけれど、

「こんなことが言えたらいいのに…」

となかなか英語が出てこない。

 

それは、「動作だけでなく、気持ちを乗せる」

という部分が足りないからかもしれません。

 

英語では、「行く」だけでなく、

「行ける」「行くつもり」「たぶん行く」など、

動作+気持ちを一緒に伝えることも大切です。

 

そのために欠かせないのが「助動詞」。

助動詞にはたくさん種類がありますが、

まずは英会話で特によく使う基本の5つ――

can, will, would, should, might

を押さえておくだけで、

自分の意志や予想、控えめな気持ちまで、

ぐっと自然に表現できるようになります。

 

この記事では、これら5つの助動詞について、

それぞれの使い方を具体例と一緒に、わかりやすく解説していきます!

 

まずは動画で解説!

助動詞とは? — 気持ちを伝えるための小さな言葉

助動詞は、動詞の前に置いて、

その文に気持ち・態度・可能性を加える役割を持っています。

 

たとえば――

単に "I go."(行く)ではなく、

"I can go."(行ける)

"I will go."(行くつもり)

"I might go."(行くかも)

と、助動詞を使うことで、今の気持ちや状況をよりリアルに伝えられるようになります。

 

「できる」「するつもり」「かもしれない」など、

動作だけでなく、その気持ちを添えて話すと、より自然な会話になります。

 

よく使う5つの助動詞とその使い方

【can】できる・可能性・依頼

 

① 能力:「〜できる」

👉 I can swim.(泳げるよ)

 

② 可能性:「〜かもしれない」

👉 It can be dangerous.(危ないかも)

 

③ 依頼・許可:「〜してもらえる?」「〜してもいい?」

👉 Can you help me?(手伝ってもらえる?)

👉 Can I sit here?(ここに座ってもいい?)

 

💡 補足:canとmightの違いについて

「可能性」を表すとき、通常はmightのほうがよく使われます。

たとえば、"It might rain."(雨が降るかもしれない)など、

確信がない・50%以下くらいの弱い予想をするときにはmightが自然です。

 

一方、canを使うときは、

「まあ普通に起こることもありうるよ」「ありそうだよ」という一般的な可能性を伝えたいとき。

"It can be dangerous."(危ないこともあるよ)

"Driving can be stressful."(運転ってストレスたまることもあるよ)

というふうに、日常的に起こりうる事態を話すときにcanが使われます。

 

【will】意志・予想

 

① 意志:「〜するつもり」

👉 I’ll do it.(やるよ)

 

② 予想:「〜だろう」

👉 It’ll rain tomorrow.(明日は雨が降るだろう)

 

【would】丁寧な提案・仮定・控えめな依頼

 

① 丁寧な提案:「〜はいかが?」

👉 Would you like some tea?(お茶いかがですか?)

 

② 仮定:「もし〜なら」

👉 I would go if I were free.(時間があったら行くのに)

 

③ 控えめな依頼:「〜してもいい?」

👉 Would it be okay if I sit here?(ここ座っても大丈夫ですか?)

 

💡 ポイント

wouldは「やわらかい表現」のプロ。

レストランでも友達同士でも、少し丁寧に気持ちを伝えたいときにぴったりです!

 

【should】〜した方がいい(アドバイス)

 

① 助言・提案:「〜した方がいい」

👉 You should try this ramen.(このラーメン食べた方がいいよ)

 

② 自分への助言:「〜した方がいい」

👉 I should sleep more.(もっと寝た方がいい)

 

💡 ポイント

shouldは命令ではなく、あくまでやさしいアドバイス。

「〜しなきゃダメ」ではなく、「〜した方がいいよ」と気遣いを込められます。

 

【might】〜かもしれない(弱い推量)

 

① 可能性・推測:「〜かもしれない」

👉 It might rain later.(あとで雨が降るかもしれない)

 

② 控えめな感想:「たしかにかもね」

👉 That might be true.(それ、たしかにかもね)

 

💡 ポイント

mightは「弱めの推測」を伝える表現。

あいまいな答えをしたいときや、断言を避けたいときに便利です!

 

インプット➡アウトプットの習慣を

 

新しくインプットした表現を実際の会話でも使ってみるためには、

インプットした表現を使って英作文を行い

英語をパッと組み立てることができるようにするのがおすすめです。

今回の場合でしたら、日常的な英文を作ってみましょう。

 

🔸 朝起きたら…

"I might go jogging today."(今日はジョギング行くかも)

 

🔸 買い物のとき…

"Can I pay by card?"(カードで払えますか?)

 

🔸 疲れた夜に…

"I should sleep early tonight."(今夜は早く寝た方がいいな)

 

こうした短いフレーズを、日常の中で自然に口に出すだけでも、

助動詞の感覚がぐんぐん身についていきます!

 

わんわん
インプットしたら使ってみましょう😊

 

🌟今日ご紹介した5つの助動詞

✅ can:「できる・可能性あり・依頼」

✅ will:「意志・予想」

✅ would:「丁寧な提案・仮定・控えめな依頼」

✅ should:「〜した方がいい」

✅ might:「〜かもしれない」

これだけで、
たとえば「行く」という動作ひとつでも、

行ける

行くつもり

行った方がいい

行くかも

と、気持ちを込めた表現ができるようになります。

ぜひこの5つを、独り言英語や英作文の中でたくさん使ってみてくださいね!