「〜になる」 英語で思い浮かびますか?
暑くなった、眠くなってきた、30歳になった、先生になった……。
日本語では「~になる」ですが、英語では get / become / turn と3つの表現があり、使い分けに迷いやすいポイントなんです。
ニュアンスの違いを押さえていないと不自然に聞こえてしまうことも。
そこで今回は「get」「become」「turn」の違いを整理していきます。
まずは動画で解説!
使い分けのカンタン指針
⭐get → 短いスパンで起こる身近な変化
(例:眠くなる、疲れる、怒る)
⭐become → 立場や役割がしっかり変わる
(例:先生になる、友達になる、有名になる)
⭐turn → 外から見てパッとわかる見た目の変化
(例:赤くなる、青ざめる、30歳になる)
■ get の使い方(身近な変化)
🟩【get の本質】= 短いスパンで起こる身近な変化
「眠くなった」「疲れた」「怒った」など、気持ちや体調、日常的な状態の変化をカジュアルに表すときに使います。
特に get + 形容詞 という形は、会話でとてもよく出てきます。
I got tired.(疲れた)
He got angry.(怒った)
It’s getting cold.(寒くなってきた)
👉 進行形(getting)を使うと、「だんだん〜してきた」というニュアンスが強調されます。
例:It’s getting dark.(だんだん暗くなってきた)
✔ よく使う場面
⭐感情:get angry, get nervous
⭐体調:get sick, get sleepy
⭐状態:get better, get worse
✔ ポイント
✅短いスパンで起こる変化に強い
✅カジュアルな日常会話で多用される
✅「getting」で「じわじわ・だんだん」を表現できる
■ become の使い方(立場や役割の変化)
🟦【become の本質】= 正式に何かに変わる/しっかり変化する
職業や立場、関係など、「はっきりしたゴールがある変化」のときに使います。
努力やプロセスを経て到達するイメージがあるため、フォーマルな響きもあります。
She became a teacher.(彼女は先生になった)
He became rich.(彼はお金持ちになった)
They became friends.(彼らは友達になった)
✔ よく使う場面
⭐職業・肩書き:become a doctor, become a manager
⭐関係:become close, become enemies
⭐状態:become popular, become famous
✔ ポイント
✅プロセスや努力の末に「確定した変化」となることが多い
✅フォーマルな場面や書き言葉にも使われる
✅感情や体調でも 文法的には使えるが、会話では get が自然
■ turn の使い方(見た目・外からわかる変化)
🟥【turn の本質】= 外から見てパッとわかる変化
色や顔色、年齢など、見た目に関する変化を表すときによく使います。
「外から見て“変わった!”と感じられる」そんな場面に強い表現です。
The sky turned pink.(空がピンク色になった)
I turned 30 last month.(先月30歳になった)
He turned pale.(彼は青ざめた)
✔ よく使う場面
⭐色:turn red, turn blue, turn green
⭐顔色:turn pale, turn white
⭐年齢:turn 25, turn 40
⭐性質・状態:turn sour(腐る)、turn evil(悪になる)
✔ ポイント
✅視覚的な変化や数値的な変化に強い
✅「切り替わった」ような印象を与えやすい
✅描写的に使われることも多い
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「英文法は大事」
これはよく聞く言葉ですよね。
でも大切なのは、テストのための文法ではなく、会話の中で使える文法トレーニングです。
今回のように、日常会話で必ず出てくる表現を「整理して理解する」
そして、
中学英文法の知識を、実際の英会話シーンに結びつけながら練習していく。
それが、英語を「知っている」から「話せる」に変える方法です。
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