「would」は英会話で頻繁に使われる便利な表現です。
丁寧なリクエストや仮定の状況、
さらには推測を表すために使われることがあります。
英語を使って自然にコミュニケーションを取るためには、
「would」はかかせません。
ネイティブがめっちゃ使う「I would...」ってなに?
「would」の基本的な使い方
「would」は日常会話のさまざまな場面で使われます。
まずは、基本的な使い方をいくつか紹介します。
丁寧に自分の希望を表現する「would」
「would like」は、「want(~が欲しい、~したい)」の丁寧な形です。
相手に対して柔らかく依頼や希望を伝えるために使います。
「would like to + 動詞の原形」の形で、「~したい」という願望を表現します。
「would like + 名詞」の形で、何かが欲しいという意図を伝えます。
例文:
I would like to go to the park this afternoon.
(今日の午後、公園に行きたいです。)
I would like some water, please.
(お水をいただけますか。)
💡「would」は、相手に対して丁寧にお願いしたいときに使うこともできます。
例文:
Would you help me with this?
(これを手伝ってもらえますか?)
→ 単に「Can you help me?」よりも丁寧で、柔らかい表現です。
Would you mind closing the window?
(窓を閉めていただけますか?)
→ 「Would you mind...?」の形でリクエストをより丁寧に伝えることができます。
柔らかい表現に使う「would」
「would」は、相手に配慮して丁寧に意見を述べる際にもよく使われます。
相手に押し付けずに自分の意見を伝える方法としてとても役立ちます。
「I would say...」や「I would recommend...」のような形で使い、
意見を柔らかく伝えることができます。
直接的な表現を避けたいときに役立ちます。
例文:
I would say this option is better.
(この選択肢の方が良いと思います。)
→ 「This option is better.」よりも控えめで、相手に押し付けずに意見を述べています。
I would recommend trying the new restaurant.
(新しいレストランを試してみることをお勧めします。)
→ 「I recommend」よりも丁寧で、相手の意志を尊重しつつ提案しています。
仮定的な状況を伝える「would」
「仮定法」は、現実の状況とは異なることを表す際に使います。
「would」は、この仮定法でよく使われ、現在の事実とは異なる仮定を表します。
特に「もし~だったら、~だろう」という意味を表します。
💡「If + 仮定法過去(過去形)」を使って条件を示し、
その結果として「would」を使います。
例文:
If I were rich, I would travel the world.
(もし私が裕福だったら、世界中を旅行するだろう。)
→ 実際には裕福ではないが、もしそうならこうする、という仮定の話です。
If she had a car, she would drive to work.
(もし彼女が車を持っていたら、車で仕事に行くだろう。)
→ 彼女は車を持っていないが、持っていたらという仮定の話です。
習慣を表す「would」
「would」は、過去の習慣や繰り返し行われた出来事を表す際に使うことがあります。
これは、以前の日常生活に関連する出来事を振り返るときに便利です。
この使い方では、「used to」と似た役割を果たしますが、
「would」はとくに過去を回想して描写する際、
昔の出来事を情緒的に振り返る時に使われます。
「would + 動詞の原形」の形で、過去に定期的に行われていた行動を表します。
例文:
When I was a child, I would play outside every day.
(子供の頃、毎日外で遊んでいた。)
→ これは、過去の日常的な行動や習慣を表しており、特にその行動が繰り返されていたことを強調しています。
On Sundays, we would visit my grandparents.
(日曜日には、祖父母を訪ねたものだ。)
→ 毎週日曜日の習慣を振り返っている。
💡「used to」との違い
「used to」も過去の習慣を表す際に使いますが、今はもうそうではないことを暗示しています。
「would」は過去の習慣を情緒的に振り返っている感じです。現在との対比は特に意識されていません。
例文:
I used to play outside every day.
→ 過去には毎日外で遊んでいたが、今はもうそうではないことを暗示しています。
I would play outside every day.
→ 特定の文脈や思い出の中で、過去の習慣を情緒的に振り返っている感じです。
現在との対比は特に意識されていません。
「will」と「would」の違い
「will」は、ほぼ確実な未来を表しますが、
「would」は、仮定や推測、または文脈に基づいた未来や状況を表す際に使います。
確定的な未来というよりも、
「何かしらの条件がある場合にそうなるだろう」
といった、やや控えめな予測や推測を示します。
例文:
It will rain tomorrow.
→ 明日は雨が降るだろう。
(天気予報などに基づいた確実な予測)
例文:
He would be late.
→ 彼は遅れるだろう。
(過去の経験や現状から推測している)
She would agree with this plan.
→ 彼女はこの計画に賛成するだろう。
(彼女の性格や意見に基づいた推測)
They would come to the party.
→ 彼らはパーティーに来るだろう。
(彼らの予定や興味に基づいた推測)
If he left now, he would catch the train.
→ もし今出発すれば、彼は電車に間に合うだろう。
(仮定条件がある場合)
She would help you if she were here.
→ 彼女がここにいれば、助けてくれるだろう。
(仮定の状況)
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