「be supposed to」
よく耳にするけど、どうやって使うの？
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
実は多くの方からご質問をいただいていました。
そこで、本日は「be supposed to」の使い方について
徹底解説！
「ゼロイチだより」にリニューアル！
「ゼロイチだより」では、
毎週土曜日に英語学習者にとってわかりやすい内容のコラムを
動画や記事でお届けします。
動画で解説！「be supposed to」の使い方
be supposed toの４つの使い方
予定や計画、期待を表す「～することになっている」
あらかじめ決まっている予定や計画を表します。
未来の予定を表現する際によく使います。
例文:
The train is supposed to arrive at 10 AM.
（電車は午前10時に到着することになっている。）
We are supposed to have a meeting tomorrow.
（私たちは明日会議をすることになっている。）
義務を表す「～することになっている」
ルールや義務、他者からの期待に基づいた行動を表します。
基本的な「be supposed to」の使い方で、日常生活で頻繁に登場します。
例文::
You are supposed to finish your homework by tomorrow.
（明日までに宿題を終えることになっている。）
I'm supposed to work until 6 PM today.
（今日は6時まで働くことになっている。）
禁止や制限を表す場合（be not supposed to）
否定形の「be not supposed to」は、禁止や制限を示します。
ルールや規則に基づいて、何かをしてはいけない状況を説明するのに使います。
例文:
You’re not supposed to use your phone during class.
（授業中に携帯電話を使ってはいけないことになっている。）
We’re not supposed to park here.
（ここに駐車してはいけないことになっている。）
期待される一般的な事実や常識を表す「～するものだ」
社会的な常識や文化的な期待を表します。
「～するのが当たり前」「～するものだ」という一般的なルールやマナーを指すときに使います。
例文:
People are supposed to stand in line at the bank.
（銀行では列に並ぶものだ。）
You’re supposed to greet guests when they arrive.
（ゲストが来たら挨拶をするものだ。）
💡実は１つの共通イメージがある
つまり、
「何かが置かれている（期待されている）」
「決められた位置にある」というイメージを持つと、
４つの意味をまとめて覚えることができます。
「何かが既に決められていて、その上に立つべきだ」
「すでに下に置かれたルールや期待、予定に従うべき」
というような覚え方をすると整理しやすいです。
義務や期待、予定、禁止、常識は、
すべて「置かれたもの」で、その上に行動や選択が成り立つ、という感覚です。
他の助動詞との違い
さて、ここまで読み進めると、疑問を持つかもしれません。
例えば、「be supposed to」と「will」の表す未来の違いは？
「must」じゃダメなの？などです。
be supposed toとwill
be supposed to: 予定された行動や計画。
「～することになっている」「～するはずだ」といった意味で使います。
これは計画や他者の期待に基づいた言い方で、
The train is supposed to leave at 10 AM.
（電車は10時に出発する予定だ。）
というようなケースで使われます。
一方で「will」はシンプルに未来の予定や意思を表します。
The train will leave at 10 AM.
（電車は10時に出発するだろう。）
be not supposed toとmust not
「be not supposed to」は、「禁止されている」というよりも、
「そうあるべきである」「規則や決まりに従うべき」という意図を伝えている表現です。
例えば…、
You’re not supposed to park here.
この表現は、「ここに駐車することが禁止されている」という意味も含まれていますが、
より柔らかい形で「ここに駐車するのはルール上良くない」
「そうしないことになっている」という、社会的な期待やルールを守るべきだというメッセージを伝えています。
must notは禁止ですよね。
ルールや契約、規則などによって何かをしなければならないという状況です。
I'm supposed to work until 6 PM today.
（今日は6時まで働くことになっている。）
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