英会話初心者の独学におすすめの本・参考書【社会人のやりなおし英語にも】

☑英会話に活用できる本・参考書を探している。

☑試験の点数は良いけど英会話がさっぱり出来ない。

☑英会話初心者におすすめの本・参考書がどれかわからない。

そんな人におすすめの情報をまとめています。

英会話初心者向けにおすすめの本・参考書を探していませんか?

英会話初心者が独学に活用すべき本は、一般的な英語の本・参考書とは違います。

ぺんぺん
ふーん。英会話の本ってどんなのを選ぶの?
同じ英語でも目的に応じて本を選ばないとだめだよ。この記事では『英会話初心者』が独学するのにおすすめの本・参考書をまとめてるので参考にしてみて。
わんわん

僕が英会話の勉強をはじめたのは20代後半のころで、学生時代に習った単語や文法もすっかり忘れており、手当たり次第いろいろな勉強をしていました。

そこから、コツコツと英会話の力を伸ばして、今では社内通訳として大事な会議やセミナーでの通訳などもしています。

こんにちは、わんわんです。

この記事では社会人で英語をやり直し、英語を身に着けた体験談をベースに英会話初心者向けに厳選した本・参考書を紹介します。

 

英会話初心者が本・参考書を選ぶ3つの基準

英会話初心者が本・参考書を選ぶ際は、自分にあっている本かどうかを考える事が大切です。ここで紹介する3つの基準を参考にしてみてください。

ぺんぺん
レビューの良い参考書を買っとけば間違いないんじゃないの?
レビューで紹介している人にとってはすごく良い参考書でも、自分にとって良い参考書であるかどうかは別だよ。ここで紹介する3つの基準を参考にしてみてね。
わんわん

 

継続のしやすさ・使いやすさ

まずは、自分にとって使いやすいかどうかを必ず確認しましょう。ポイントとしては、下記のようなことが挙げられます。

☑内容について:図解・絵があった方が良いのではないか?逆に図解・絵ばっかりではないか?字の大きさは読みやすいか?

☑解説(説明の仕方):すっと頭に入ってくるか?著者の主張に納得が出来るか?

まず、書店で参考書を開いてみてください。その上で10分間くらいパラパラと立ち読みしてみましょう。このブログには参考書のリンクは貼っていません。お勧めの参考書を紹介しますが、書店で自分の目で参考書を探す事を推奨しているからです。

 

レベル・目的にあっているかどうか

次に、参考書が自分のレベルにあっているかどうかが大切です。

この記事で紹介しているのは「英会話初心者が独学に活用できるおすすめの参考書」です。試験のような小難しい参考書は英会話初心者の段階では必要ありません。

中学生レベルの単語や文法で構成されている単語帳やフレーズ集を選ぶ事がお勧めです。

「え?そんなの簡単だよ。」なんて思わないでください。まずは中学生レベルの英会話の習得を目指しましょう。難しいのはそれからでもOK。 
わんわん

 

例文が自然かどうか

文法解説が中心の例文ばかりでは、実際の英会話の場面で応用ができないかもしれません。

例文を見た時に、実際に使う場面を想定されたものを選ぶのが無難です。

良書であれば自然な例文の中で重要な単語・文法が使われています。

 

英会話初心者が本・参考書を効果的に使う3つの方法

次に、本・参考書を使う時の指針を用意しておくのがお勧めです。基本的には下の3点がポイントです。
わんわん

1つの本・参考書を使い込む

1つの本・参考書を使い込むのがお勧めです。

そうする事で、例えば文法の参考書の何処に何の解説があったのか思い出しやすく、わからない事があるたび、すぐに参照が可能になりますし、

フレーズ集のフレーズや単語帳の単語も使い込む事で「使える形でインプット」出来るまで徹底的に覚える事が出来ます。

わんわんメモ

試験勉強では1つでも多くの単語や熟語を知っている方が有利です。なぜなら、わからない単語が多ければ問題を解けないからです。

一方で英会話では使える単語・フレーズが多い方が有利です。知っていても使えなければ意味がないからです。

 

使える形でインプットする

英会話の勉強であれば、使える・使いやすい形でのインプットが必要です。そのためには、同じ参考書を何度も読み直して完璧にインプット出来るのはもちろん、「パターンプラクティス」や「英作文」を通して覚えた単語やフレーズを使って見る事も必要です。

インプット・アウトプットなど英会話の勉強方法については、こちらの記事で細かく解説をしています。
わんわん
英会話初心者が独学で日常会話レベルを目指すための勉強法

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覚えた単語やフレーズを使ってみる

インプットした単語やフレーズを実際に使う事で記憶に定着させると英会話の際にアウトプットがしやすくなります。実際にアウトプットの練習をする時は、パターンプラクティスが簡単なのでお勧めです。

使えそうな頻出フレーズは下のようなパターンプラクティスでアウトプットの練習をしてみよう。
わんわん

「I want to 〇〇(〇〇したい)」という良く使うフレーズがあります。思い浮かぶ限り「〇〇」の部分の単語を入れて、例文を作ってみましょう。

I want to go home.
家に帰りたい。

I want to drink beer.
ビールを飲みたい。

I want to study English.
英語を勉強したい。

このように「I want to 〇〇」の〇〇の部分を入れ替えて、使い方の練習をしていくことをパターンプラクティスと言います。他にも、下のようなフレーズはよく英会話に出てきます。

I would like to…
したい(:want toより丁寧)

I would like to take a day off.
休みを取りたい。

I would like to go there.
そこへ行きたい。

I have to
しなければ

I have to go home.
家へ帰らなければならない。

I have to go home.
家へ帰らなければならない。

You don’t have to
する必要は無い。

You don’t have to worry.
心配する必要は無い。

You don’t have to study English.
英語の勉強をする必要は無い。

Be going to
する予定だ/をする

I’m going to study English
英語を勉強する予定です。

I’m going to go to Tokyo.
私は東京へ行きます。

覚えたフレーズで例文をつくっていくことで、「よく使う英会話フレーズ」を自分のものにしていきましょう。とっさに英会話フレーズが口から出てくるようになります。
わんわん

 

英会話初心者がインプットに使えるおすすめの本・参考書

さて、それでは本題に入っていきましょう。まずはインプットにお勧めの参考書・教材を紹介していきます。
わんわん

一億人の英文法

僕の文法の教科書です。「あ、イメージで覚えると覚えやすいんだ。」というのがこの本を読んだ何よりの気付きでした。
わんわん

この参考書は、英会話のための文法書です。ネイティブがどのように文章を組立てるのかをわかりやすく解説しています。

試験の為の文法書とは切り口が違い、試験問題の解説などはありません。

 

参考書の使い方

文法書全般に言えることですが、お勧めの使い方があります。
わんわん

「ざっと目を通し、必要な箇所をしっかり読む。」というのがお勧めです。

文法の参考書はページ数が多い為(一億人の英文法は700ページ近くあります。)全てのページを1文字ずつ精読していては、読み切るのに時間がかかります。まずは大事なポイントだけざっと目を通していきましょう。

ぺんぺん
でも、どこが大事なポイントなのかなんてわからないよ。

一億人の英文法には、学習のレベル・趣向に応じたコラムがあります。「全ての人に読んで欲しいコラム」「学習の進んだ人に読んで欲しいコラム」「マニアな分析を加えたコラム」・・・とわかれています。

ざっと読むときは、「学習の進んだ人に読んだ欲しいコラム」「マニアな分析を加えたコラム」をあえて無視して読んでいきます。

ざっと読んでおけば、後でわからないところを調べる時に何処のページを開けば良いかわかるので、文法の辞書としての活用が出来ます。
わんわん

 

英語耳

知らない音や知らない単語は、頭の中で知っている音や知っている単語に変換がされてしまいます。

これを解決する為に正しい英語の音を身に着けようというのが「英語耳」です。

「なぜ聞き取れないのか?」からはじまり、「発音を図解で解説」、「音声を聞きながら発音を練習」する事を通して英語の音をマスターしていきます。発音をマスターするのにお勧めの一冊です。

 

キクタン

音楽のリズムに乗りながら楽しく学習ができる単語帳です。

♪♪タンタンタンタン♪Staircase♪階段♪staircase♪diagram♪図♪diagram♪・・・

というようなリズムのある音声CDがついています。

現在僕の手元にあるのは、「キクタン TOEIC TEST SCORE 800」と「キクタン TOEIC TEST SCORE 990」だけですが以前は、「キクタン【Basic】4000語レベル」と「キクタン TOEIC TEST SCORE 600」の音声を何百回も聞き、何十回も音読をしました。

単語を覚える時に大切なのは何度も同じ単語を目にする・耳にする事です。キクタンは散歩中や出勤中に音声で学習が出来る点が優れています。

おすすめの使い方❶単語カードとして利用

音声が「英単語」➜「意味」の順番になっていますので、英単語が聞こえた段階で意味を推測➜意味が聞こえた時に答え合わせをすると、単語カードのようにも利用が出来ます。

おすすめの使い方❷音読教材として利用

何度も音声を耳から聞いておけば、音読する際に正しい発音で音読が出来ます。音読は「使える形でインプットする」為にお勧めの勉強方法です。

音から覚えるのが好きな人はキクタンがお勧めです。音で覚えるので、リスニング力も大幅に向上します。
わんわん

英会話初心者にお勧めなのは、キクタン【Basic】4000語レベルです。日常的に使われる英単語や例文が紹介されています。

 

わんわんの芋づる式図解英単語

この単語帳は英会話初心者に特化した単語帳です。

1つの動詞・前置詞から複数の使い方を学ぶ事が可能な上、複数の英語のプロに「自然な例文」作成を手伝ってもらっています。

画像の通り図解もこれでもかっていうくらい詰め込んでいます。

そう、何を隠そう僕がつくった単語帳です。「英会話初心者向けの単語帳って少ないよね。」と思って作成しました。ぜひ本屋さんで手に取ってみて。
わんわん

 

語源の章もあり、本当に欲張りな一冊。

アウトプットにお勧めの本・参考書

ぺんぺん
次はアウトプットにお勧めの参考書・教材を紹介するよ。

たったの72パターンでこんなに話せる英会話

写真は僕が第二外国語の勉強で使っていたベトナム語会話バージョンです。間違えて買わないようにしてください。

ぺんぺん
そんな人いないでしょ・・・。
第二外国語の勉強の際にも同じタイプの本を買うくらいこの本はほんとうにお勧めです。
わんわん

英会話に頻出の72パターンのフレーズが紹介されています。普段の日本語の会話でも同じですが、「~だよね」「~はどんな感じ?」「~してもらえない?」などのよく使われる質問やお決まりフレーズというものは英語でも同じです。

使われている文法や単語、フレーズなどは既に知っているものがほとんどだと思いますが、「簡単すぎるよ。」なんて思わずに、上で紹介した「パターンプラクティス」で練習をしながら、「使える形でインプット」をしてみてください。

大事な事なので2回言います。英会話は知っているフレーズの数よりも、使える事の出来るフレーズの数が大切です。
わんわん

 

瞬間英作文トレーニング

瞬間英作文トレーニングは、瞬間的に簡単な日本語を英語になおすトレーニングが出来る参考書です。

瞬間的に日本語を英語になおす訓練はなかなか経験がないのではないでしょうか? 
わんわん

このトレーニングを続けていると、瞬間的に英文法を頭の中で組み立てる+知っている単語・フレーズを瞬間的に引き出す事が出来るようになります。

本の中では、「彼女は私の先生です。」「これは誰のカバンですか?」などの日本語が左のページ、英語の回答例が右のページにあります。

このトレーニングを通し、英会話に必要なアウトプット力がついていきます。

瞬間英作文は日常的に行う事が可能です。例えば、

❶目の前の光景を英語にする。

❷今の気持ちを英語にする。

❸週末の予定を英語にする。

❹目に映った文字を英語にする。

こうした瞬間英作文を通して、いつでも特別な教材も使わずに英語のアウトプット力を上げていく事も可能です。

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