英語学習におすすめの本・参考書を探していませんか?
この記事は僕が英語力0から勉強をしてきた中で、とくにおすすめの本・参考書とその使い方を紹介しています。
僕が英会話の勉強をはじめたのは20代後半のころで、学生時代に習った単語や文法もすっかり忘れており、手当たり次第いろいろな勉強をしていました。
そこから、コツコツと英会話の力を伸ばして、今では社内通訳として大事な会議やセミナーでの通訳などもしています。
今日はそんな僕が紹介をするおすすめの本・参考書を使った勉強法について解説していきます。
こんにちは、わんわんです。僕はもともと英語が苦手で、外国人に簡単な道案内をすることも出来ないレベルでした。しかしそこからコツコツ勉強をし、英語を使って仕事が出来る英語レベルになりました。
僕が英語の勉強をはじめたのは20代後半。英語が苦手な人の気持ちを誰よりも理解出来ます。少しでも苦手意識を持たないですむように、英語をわかりやすく解説しています。

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英会話初心者が独学で日常会話レベルを目指すための勉強法
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Contents
英語学習の本・参考書を選ぶ3つの基準
本・参考書を選ぶ際は、自分にあっているかどうかを考える事が大切です。ここで紹介する3つの基準を参考にしてみてください。


継続のしやすさ・使いやすさ
まずは、自分にとって使いやすいかどうかを必ず確認しましょう。ポイントとしては、下記のようなことが挙げられます。
☑文体について:図解・絵があった方が良いのではないか?逆に図解・絵ばっかりではないか?文字の大きさは小さすぎないか?
☑解説(説明の仕方):すっと頭に入ってくるか?著者の主張に納得が出来るか?
☑単語帳やフレーズ集なら、音声はついているか?
まず、書店で参考書を開いてみてください。その上で10分間くらいパラパラと立ち読みしてみましょう。このブログには参考書のリンクは貼っていません。お勧めの参考書を紹介しますが、書店で自分の目で参考書を探す事を推奨しているからです。
レベル・目的にあっているかどうか
次に、参考書が自分のレベルにあっているかどうかが大切です。ここで大事なポイントは、プライドが参考書選びを邪魔していないかどうかです。
この記事で紹介しているのは「英会話のための参考書」です。試験のような小難しい参考書は英会話初心者の段階では必要ありません。
中学生レベルの単語や文法で構成されている単語帳やフレーズ集を選ぶ事がお勧めです。

費用対効果を考える
例えば、安くても効果が見込めない本・参考書を選ぶのは時間を無駄にする恐れがあります。時間は有限であり、お金にはかえられません。
何年も使うものですので、ちょっとした値段の違いをケチって、図解や解説の少ないものを選ぶよりは自分の納得したものを買いましょう。
英語学習の本・参考書の効果的な3つの使い方

1つの本・参考書を使い込む
1つの本・参考書を使い込むのがお勧めです。
そうする事で、例えば文法の参考書の何処に何の解説があったのか思い出しやすく、わからない事があるたび、すぐに参照が可能になりますし、
フレーズ集のフレーズや単語帳の単語も使い込む事で「使える形でインプット」出来るまで徹底的に覚える事が出来ます。
試験勉強では1つでも多くの単語や熟語を知っている方が有利です。なぜなら、わからない単語が多ければ問題を解けないからです。
一方で英会話では使える単語・フレーズが多い方が有利です。知っていても使えなければ意味がないからです。
使える形でインプットする
英会話のために勉強をするのであれば、使える・使いやすい形でのインプットが必要です。そのためには、同じ参考書を何度も読み直して完璧にインプット出来るのはもちろん、「パターンプラクティス」や「英作文」を通して覚えた単語やフレーズを使って見る事も必要です。

覚えた単語やフレーズを使ってみる
インプットした単語やフレーズを実際に使う事で記憶に定着させると英会話の際にアウトプットがしやすくなります。実際にアウトプットの練習をする時は、パターンプラクティスが簡単なのでお勧めです。

「I want to 〇〇(〇〇したい)」という良く使うフレーズがあります。思い浮かぶ限り「〇〇」の部分の単語を入れて、例文を作ってみましょう。
I want to go home.
家に帰りたい。
I want to drink beer.
ビールを飲みたい。
I want to study English.
英語を勉強したい。
このように「I want to 〇〇」の〇〇の部分を入れ替えて、使い方の練習をしていくことをパターンプラクティスと言います。他にも、下のようなフレーズはよく英会話に出てきます。
■I would like to…
したい(:want toより丁寧)
I would like to take a day off.
休みを取りたい。
I would like to go there.
そこへ行きたい。
■I have to
しなければ
I have to go home.
家へ帰らなければならない。
I have to go home.
家へ帰らなければならない。
■You don’t have to
する必要は無い。
You don’t have to worry.
心配する必要は無い。
You don’t have to study English.
英語の勉強をする必要は無い。
■Be going to
する予定だ/をする
I’m going to study English
英語を勉強する予定です。
I’m going to go to Tokyo.
私は東京へ行きます。

インプットにお勧めの本・参考書

一億人の英文法

この参考書は、英会話のための文法書です。ネイティブがどのように文章を組立てるのかをわかりやすく解説しています。
試験の為の文法書とは切り口が違い、試験問題の解説などはありません。
参考書の使い方

「ざっと目を通し、必要な箇所をしっかり読む。」というのがお勧めです。
文法の参考書はページ数が多い為(一億人の英文法は700ページ近くあります。)全てのページを1文字ずつ精読していては、読み切るのに時間がかかります。まずは大事なポイントだけざっと目を通していきましょう。

一億人の英文法には、学習のレベル・趣向に応じたコラムがあります。「全ての人に読んで欲しいコラム」「学習の進んだ人に読んで欲しいコラム」「マニアな分析を加えたコラム」・・・とわかれています。
ざっと読むときは、「学習の進んだ人に読んだ欲しいコラム」「マニアな分析を加えたコラム」をあえて無視して読んでいきます。

英語耳

(フジテレビ2017年07月15日に放送の「関ジャ二∞クロニクルの英会話伝言ゲーム!」より英語の空耳の事実を指摘する為の研究目的として引用。)
彼はふざけているわけではありません。(一見ふざけているようにも見えますが・・・。)普通、知らない音や知らない単語は知っている音や知っている単語に変換がされてしまいます。
これを解決する為に正しい英語の音を身に着けようというのが「英語耳」です。
「なぜ聞き取れないのか?」からはじまり、「発音を図解で解説」、「音声を聞きながら発音を練習」する事を通して英語の音をマスターしていきます。発音をマスターするのにお勧めの一冊です。

キクタン
音楽のリズムに乗りながら楽しく学習ができる単語帳です。
♪♪タンタンタンタン♪Staircase♪階段♪staircase♪diagram♪図♪diagram♪・・・
というようなリズムのある音声CDがついています。
現在僕の手元にあるのは、「キクタン TOEIC TEST SCORE 800」と「キクタン TOEIC TEST SCORE 990」だけですが以前は、「キクタン【Basic】4000語レベル」と「キクタン TOEIC TEST SCORE 600」の音声を何百回も聞き、何十回も音読をしました。
単語を覚える時に大切なのは何度も同じ単語を目にする・耳にする事です。キクタンは散歩中や出勤中に音声で学習が出来る点が優れています。
おすすめの使い方❶単語カードとして利用
音声が「英単語」➜「意味」の順番になっていますので、英単語が聞こえた段階で意味を推測➜意味が聞こえた時に答え合わせをすると、単語カードのようにも利用が出来ます。
おすすめの使い方❷音読教材として利用
何度も音声を耳から聞いておけば、音読する際に正しい発音で音読が出来ます。音読は「使える形でインプットする」為にお勧めの勉強方法です。
音読の効果についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

英会話初心者にお勧めなのは、「キクタン【Basic】4000語レベル」です。日常的に使われる英単語や例文が紹介されています。
リスニング・音読教材はアプリやYoutubeで
リスニングの練習には、高価な教材ではなく、アプリやYoutubeを活用するがお勧めです。
なぜならCDや参考書を用意する必要はなく、スマホ1つでどこでも学習が可能だからです。またアプリや動画を活用する事で比較的楽しく英語学習を続けることが出来ます。

アウトプットにお勧めの本・参考書

たったの72パターンでこんなに話せる英会話
写真は僕が第二外国語の勉強で使っていたベトナム語会話バージョンです。間違えて買わないようにしてください。


英会話に頻出の72パターンのフレーズが紹介されています。普段の日本語の会話でも同じですが、「~だよね」「~はどんな感じ?」「~してもらえない?」などのよく使われる質問やお決まりフレーズというものは英語でも同じです。
使われている文法や単語、フレーズなどは既に知っているものがほとんどだと思いますが、「簡単すぎるよ。」なんて思わずに、上で紹介した「パターンプラクティス」で練習をしながら、「使える形でインプット」をしてみてください。

瞬間英作文トレーニング
瞬間英作文トレーニングは、瞬間的に簡単な日本語を英語になおすトレーニングが出来る参考書です。

このトレーニングを続けていると、瞬間的に英文法を頭の中で組み立てる+知っている単語・フレーズを瞬間的に引き出す事が出来るようになります。
本の中では、「彼女は私の先生です。」「これは誰のカバンですか?」などの日本語が左のページ、英語の回答例が右のページにあります。
このトレーニングを通し、英会話に必要なアウトプット力がついていきます。
瞬間英作文は日常的に行う事が可能です。例えば、
❶目の前の光景を英語にする。
❷今の気持ちを英語にする。
❸週末の予定を英語にする。
❹目に映った文字を英語にする。
こうした瞬間英作文を通して、いつでも特別な教材も使わずに英語のアウトプット力を上げていく事も可能です。
隙間時間にはアプリの活用もおすすめ
隙間時間には、単語アプリや、リスニングアプリの活用もおすすめです。
アプリについてはこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。